軽自動車とはどんな車?普通車とのサイズ・排気量・規格の違いをわかりやすく解説

街中で毎日見かける「軽自動車」。コンパクトで小回りが利き、維持費が安いことから大人気ですが、そもそも法律上でどのような基準で決まっているかご存知でしょうか?
「コンパクトカー(普通車)と何が違うの?」「なぜ5人乗りができないの?」といった疑問を持つ方向けに、今回は軽自動車の規格やサイズ、普通車との決定的な違いをわかりやすく解説します!
軽自動車の定義(規格・スペック)
軽自動車の基準は、道路運送車両法という法律で明確にサイズや排気量が定められています。
- 排気量:660㏄以下
- ボディサイズ:全長 3.40m以下 / 全幅 1.48m以下 / 全高 2.00m以下
- 乗車定員:最大4名
- 最大積載量:350kg以下(軽トラック・軽バンなどの貨物車)
軽自動車の規格を超えると、道路運送車両法上の「小型自動車」など、別の自動車区分に該当します。
軽自動車には5人乗れません!
一般的な軽自動車の乗車定員は4名以下となっています。そのため、車内に5名乗車できるスペースがあったとしても5名乗車することはできません。5名以上で乗車することが多くなることが想定される場合には、普通自動車などを選択する必要があります。
軽自動車・小型車(5ナンバー)との違い一覧表
軽自動車と、ひとつ上のクラスである「小型車(5ナンバーのコンパクトカー)」の違いを一覧表で比較してみましょう。
| 項目 | 軽自動車 | 小型自動車(5ナンバー) |
| 排気量 | 660㏄以下 | 660㏄超~2000㏄以下 |
| 全長 | 3.40m以下 | 4.70m以下 |
| 全幅 | 1.48m以下 | 1.70m以下 |
| 乗車定員 | 最大4名 | 車種によって異なる |
| ナンバープレート(自家用) | 原則黄色 | 白色 |
軽自動車ならではのメリット・デメリットとは?
メリット
- 税金などの維持費を抑えやすい
軽自動車の大きな魅力の一つが、維持費の安さです。自家用乗用の軽自動車にかかる軽自動車税(種別割)は、初度検査年月などによって異なりますが、平成27年4月以後に初度検査を受けた車では年額10,800円です。一方、排気量1,000cc以下の自家用乗用車では、自動車税種別割が年額25,000円(令和元年10月1日以降に初回新規登録された車の場合)となっています。 - 狭い道でも取り回しやすい(小回りが効く)
全幅が1.48m以下とスリムなため、日本の狭い住宅街やコインパーキングでも楽に運転できます。運転に自信がない方やペーパードライバーの方にとっても安心です。 - 高速道路料金が安いことが多い
NEXCOなどが管理する高速道路では、軽自動車等の料金は普通車より安く設定されています。一般的には普通車の約8割程度の料金となるケースが多く、高速道路を利用する機会が多い方にとってもメリットがあります。
デメリット
- 坂道や高速道路でのパワー不足
排気量が660ccに限られているため、急な登り坂や高速道路での合流・追い越し時にパワー不足を感じることがあります(長距離移動が多い方はターボエンジンの選択がおすすめです)。 - 定員4人の壁
前述の通り5人以上は乗れません。普段は家族4人で十分でも、友人や祖父母を乗せる機会がある場合は不便を感じることがあります。
自分のライフスタイルに合わせて選ぼう!
軽自動車は「排気量660cc以下・4人乗り・コンパクトサイズ」という明確なルールのもとで作られた、非常に経済的な車です。
- 通勤や買い物、近所の移動がメイン
- 維持費をできるだけ抑えたい
- 普段乗せるのは最大4人まで(または人を乗せることがほとんどない方)
という方には、まさにピッタリの選択肢となります。
「もう少しデザインにこだわりたい」「黄色のナンバープレートがちょっと気になる…」という方は、軽自動車でも、図柄入りナンバープレートなど、白色を基調としたデザインのナンバープレートを選択できる場合があります。ぜひ次のステップとしてチェックしてみてくださいね!
軽自動車の手続きについて
軽自動車を購入した場合や、住所変更・名義変更などを行う場合には、普通車とは異なる手続きが必要になることがあります。
例えば、軽自動車の名義変更や住所変更などでは、軽自動車検査協会での手続きが必要となります。
「どこで、どのような手続きをすればいいのかわからない」という場合は、行政書士などの専門家に相談することもできます。
